いわき市内では、多数の遺跡が確認、調査され、いわき総合図書館でも調査報告書をはじめとした関連図書を所蔵しています。現在、ラトブが建つ敷地が、平城跡の武家屋敷跡と旧外堀跡にあたり、その建設にあったて立会調査が実施されました。かつて平城は磐城平藩の城郭として慶長7(1602)年に入封した鳥居氏により築城され、以後、内藤氏、井上氏、安藤氏の居城を経て明治維新を迎えます。外堀は、明治30(1897)年、現在のJR常磐線開通に伴い埋め立てられました。
本展では、平城跡の旧外堀跡について関連資料を併せてご紹介します。
掲載日 平成25年1月15日
更新日 平成25年2月21日